山田電器工業のロゴマーク

ENTRY

RECRUIT SITE

プロジェクトが
世界を動かす

家電から医療機器まで。設計から量産化まで
一貫して挑むリアルな現場を公開。

PROJECTプロジェクト事例

新市場に挑む
充電式掃除機の
ODM開発
グローバル連携で挑む
樹脂日用品OEM開発
Hapyson × 津本式
コラボシリーズの商品企画

新市場に挑む
充電式掃除機の
ODM開発

国内大手家電メーカー
国内大手家電メーカーの新ジャンル参入に向け、充電式掃除機をODMで開発。設計から試作、量産まで一貫対応し、短期間で市場投入を実現しました。
背景・クライアント課題
依頼元メーカーは、新たな事業領域として掃除機市場への参入を検討していました。社内で構想された独自コンセプトは魅力的でしたが、実現性や量産性の観点から課題が多く残されていました。特に「直感的な操作感」と「日常空間になじむデザイン」の両立は難易度が高く、開発を推進するパートナーが求められていました。
開発内容・山田の対応
私たちはコンセプトの実現性検証から参画し、ヒアリングを重ねながら設計、試作、評価、量産までを一貫して担当しました。3Dプリンターを用いた試作と検証を繰り返し、軽快な操作性を確保しつつ、耐久性や吸引性能を維持できる構造を実現。また、外観デザインを意識しながら、日常空間に自然に置けるプロポーションを追求しました。さらに自社海外工場や部品メーカーと連携し、部品調達と量産立ち上げを同時並行で推進。コストと品質の最適なバランスを図り、ODMならではの一貫体制で、依頼元のコンセプトを確かな市場価値を持つ製品へと具現化しました。
今後の展望
完成した掃除機は市場で高い評価を受け、後継機や派生モデルの展開につながりました。本プロジェクトで得たODM開発の実績とノウハウを活かし、今後もクライアントとともに新ジャンルの開発や次世代製品の創出に挑戦していきます。
担当者の声

今回のプロジェクトでは、依頼元の独自コンセプトを量産可能な形に落とし込むことが大きな挑戦でした。試作段階では思い通りの操作感が出せず、何度も設計をやり直しましたが、チームで知恵を持ち寄ることで突破口を見いだせました。量産が始まり、実際に製品が店頭に並んだときの達成感は忘れられません。ODM開発ならではの責任の大きさを実感すると同時に、仲間と一丸となって乗り越えた経験が大きな成長につながったと感じています。

グローバル連携で挑む
樹脂日用品OEM開発

消費財グローバルメーカー
中国で樹脂金型、組立設備を設計・試作・評価後、メキシコ工場へ移管し北米市場向け日用品を量産。グローバルチーム連携で、精密金型を完成させ、短期間で製品を市場投入しました。
背景・クライアント課題
クライアントは北米市場向けに新しい樹脂日用品を投入する計画を進めていました。しかし、高精度な多キャビ金型の設計・量産経験が限られるため、グローバル規模で短期間での製造立ち上げが課題でした。特に、中国での金型設計・試作からメキシコでの量産移管までのスムーズなプロセスと、品質の維持が求められていました。また、各拠点間での工程調整やコミュニケーションの統合が不可欠で、プロジェクト管理能力と国際的な協業体制の確立が鍵となっていました。
開発内容・山田の対応
私たちは、クライアントから提供されたデザイン図をもとに、日本で製造用図面作成と評価基準設定を行い、中国自社工場で多キャビの精密金型の設計を行いました。中国国内で試作とデバッグを重ね、量産に適した精密金型を完成させた後、メキシコ工場へ輸送し現地で試作・評価を繰り返しました。プロジェクトは日本技術チームが全体を取りまとめ、中国工場チームが設計・試作、アメリカ営業チームがクライアントとの窓口を担当、メキシコ工場チームが量産立ち上げを行うグローバル体制で進行。各拠点が連携し、品質、スピード、コストの最適バランスを確保することで、短期間で北米市場向け製品の量産化を実現しました。
今後の展望
本プロジェクトで培ったグローバル連携と精密金型開発のノウハウを活かし、今後も海外市場向けのOEM製品開発の量産プロジェクトに挑戦します。さらに、中国・メキシコ・日本・アメリカのチームが連携する効率的な国際プロジェクトモデルを確立し、クライアントへの提供価値を一層高めていきます。
担当者の声

今回のプロジェクトでは、中国・メキシコ・日本・アメリカのチームが密に連携することが最大の挑戦でした。多キャビの精密金型の試作では微細な調整が必要で、試作とデバッグを何度も繰り返しましたが、各拠点と密に情報を共有し、問題解決に取り組むことで量産立ち上げに成功しました。グローバルチームで一丸となり短期間で成果を出せた経験は、グローバルプロジェクト推進力や課題解決力を大きく伸ばす機会となりました。

Hapyson × 津本式
コラボシリーズの商品企画

プロ並みの趣味である釣りの知識を活かしてプロジェクトを推進するリーダーの酒井さん

自社ブランド"Hapyson"商品
魚熟成の第一人者津本光弘氏と商品を共同開発し、『釣るだけでなく魚をおいしく食べる』価値観へ意識改革。
高価だった津本式を実用的かつ手の届く価格で実現し、多くの釣り人から注目を集めました。
背景・クライアント課題
釣った魚をより長くおいしく味わいたいという釣り人の声に応え、独自の「究極の血抜き」で注目される津本光弘氏と共同開発を実施。
従来は釣ること自体が目的で、処理や食味への意識が薄かった釣り文化に「釣った魚をおいしく食べる」という新たな価値観を広めました。高価で一部のマニア向けだった津本式技術を手の届く価格と実用性で商品化し、多くの釣り人の意識改革に貢献しました。

10品番目新製品の充電式ウロコ取り器

開発内容・山田の対応
現場の釣り人や専門家への丁寧なヒアリングを重ね、津本氏の手書きイメージ図を設計図に落とし込み、試作と評価を繰り返しました。
その過程で「実際の使用環境で役立つか」を徹底検証し、プロの細かな要望にも応える改良を重ねたことが大きな工夫点です。
単なる机上設計ではなく現場視点を反映できたのは、釣り文化に精通した企画チームと設計部門が連携した強みであり、他社には難しい取り組みでした。
結果として10品番の製品化に成功し、釣り人が安心して魚をおいしく楽しめる環境づくりに大きく貢献しました。
今後の展望
アニサキスライトは10万本を超えるヒット商品となり、釣り人だけでなくスーパーや居酒屋、鮮魚店、回転ずしチェーンなど幅広く普及し、日本の食文化を支える存在となりました。
従来は高価で一部のマニアしか使えなかった津本式技術を、手頃な価格と実用性で提供することに成功。
企画から設計、試作、量産まで社内外が一体となって開発し、釣り文化に「釣った魚をおいしく味わう」という新たな価値観を広めることができました。

アニサキスライトは10万本を超えるヒット商品

担当者の声

企画、開発の過程では「本当に釣り人の役に立つのか」という不安や試作の失敗もありました。
それでも仲間と何度も話し合い、工夫を重ねることで形にしていきました。
大変でしたが、自分の関わった製品で「魚がおいしく食べられるようになった」と喜ばれた時は、努力が報われた瞬間でした。
苦労を分かち合ったチームとともに成し遂げた経験は、大きな学びとなり、この仕事に携わる誇りとやりがいにつながっています。

各地の店舗イベントでも大好評

フィッシングショーでも大好評

PAGE TOP